最近ニュースで知った「休眠口座」についての恐い話、「休眠預金等活用法」についての話です。
放置している預金口座は大丈夫?起こりうるデメリットと「休眠口座」のお金の行方 – MONEY PLUS (moneyforward.com)
そもそも「休眠口座」とは?
簡単に言うと、10年間手を付けず、未取引状態にある預金のことです。少額な取引でも資金の動きがあればこれに該当しません。
預金種別によって、対象は異なります
預金種別によって異なりますが、大半の方は普通預金が多いかと思います。
該当の預金をお持ちの方、要注意です!
休眠判定は金融機関ごとに異なる
取引と一口にいっても、多岐にわたります。一番簡単な取引としイメージされるのは通帳記帳なのではないでしょうか。
この通帳記帳も要注意で、通帳記帳を取引とみなすかどうかは金融機関ごとに異なります。
都市銀行3行でも通帳記帳の判定が異なります。
- 三井住友 → 異動とみなす
- 三菱UFJ → 異動とみなさない
- みずほ → 異動とみなさない
通知がきた時点で、何らかの取引を実施して、自分のお金を守りましょう!
「休眠預金等活用法」とは?
続いて2018年1月1日より施行されている「休眠預金等活用法」の話をしていきます。
簡単にいうと「休眠口座のお金、使ってないなら公的に使わせてもらいますから~」という法律です。
使用用途としては、銀行や信託会社が勝手に使うわけではなく、公的な機関やを通じて慈善事業に使用されるそうです。
しかしながら、自分のお金を知らず知らずのうちに使われるというのは気持ちよくないことですよね。私の個人的主観としては「慈善事業にお金を使うなら、自分で選んで使う先を選びたい」です!
この法律を通して感じたこと
そもそも日本全体の問題として、マネーリテラシーが低いのは、総合的にお金に関して無頓着なことにあると思います。
- 自分でお金の使途・用途を考えない
- 自分のお金をどのように社会に役立たせたいか考えない
- 自分の金融取引がどのように社会に循環するか考えない
…そのような観点でお金というものを真剣に考えるクセが付いていないのです。(私も含め)
ですので、根本的に日本人の意識を改革して、より経済活動を活性化していくためには、政府が「休眠口座があるから慈善事業に使わせてもらいましょうという」という使い方を推し進めるのはまったく逆の方向にベクトルが向いていると感じざるを得ません。
もちろん、慈善事業を進め民間の方の生活が底上げされ、困っている人たちに資金が使われるのは賛成ですが、私が疑問に感じるのは、お金の出どころである人々の意識づけの問題です。
こういった考えから、私は、とにかく自分の休眠口座は守ろうと思います。
実は2行で取引実績が10年際どい口座があります(;´・ω・)