ずっと迷っていた余剰資金の投資先をついに決めました。
結論から言うと全世界株式(通称オールカントリー)と全米株式(VTI)の二本立てです。
VTIについてはNISAでも投資していますが、なぜ急にオールカントリーなのか?
今回は私がなぜオールカントリーに余剰資金を投資することにしたのかその理由をご紹介します。
新興国もカバーできる
オールカントリーを選んでいる方に最も多く聞かれるのはやはり先進国だけでなく新興国の国々も網羅でき全世界に投資できるのでチャンスを見逃さないと言う点ではないでしょうか。私も同じく新興国がカバーできると言う点でオールカントリーを選びました。
依然としてアメリカが強い時代は続いてはいますが、とは言えIT技術が発展するにつれ新興国も加速度的に発展していて…そういった時にアメリカだけに投資しているよりも新興国に前もって投資しておけばチャンスを見逃す事はかなり少なくなるのではと思います。
リスク分散
全米株式投資についてはアメリカの成長率が低迷したときにかなり大打撃を受けますが、オールカントリーに投資しておけば全世界の経済が発展し続ける(=止まらない)限り成長し続けるのでリスクはかなり少ないのではないでしょうか。
全米株式派の方から言わせればオールカントリーに投資していてもその大多数は全米株式が占めているので結果同じだと言う方もいらっしゃいます。
しかし、その点でもやはり世界の経済が絶対に終わらない(低迷しつつも成長していける)と言う点においてはリスクをより軽減できるのはやはりオールカントリーだと思います。
またアメリカの経済成長率で言えばここ30年ほどは成長し続けていますが、中国や新興国に追い上げられていて成長率が下がる可能性もこの先出てくると思います。
そういう意味ではやはり全世界株に投資しておいた方が私がリタイヤする20~30年後については手堅いのではないかと考えています。
全米株式との併用で安心感がある
全米株式(VTI)にすでに積み立てNISAで投資しているので、今回オールカントリーに投資を始めたことで全米株式と全世界株式併用する形になります。
全米株式か全世界株、どちらにするべきかは迷う方は多くいらっしゃると思います。
私もかなり迷いました…そして結果的に、2択でどちらかを選んだと言うよりは両方とも積み立てていくと言う結論になりました。
<注意>全世界株だけでは完全FIREできない
全世界株について今現在全米株式よりリターンが少ないので、FIREの基本ルールである4%ルールでの取り崩しを行うと、運用の継続ができないとされています。
今回投資を始めたオールカントリーについては取り崩す際は2%ルールで取り崩し、それまでは先に投資を始めていた全米株式(VTI)を一般的なFIREルールに基づき4%の取り崩しで生活していこうと考えています。
と、いっても取り崩しを開始するのはかなり先の話なので(笑)、この先経済の情勢を見てかなり内容を変えることもあるかもしれません。
自分の性格をよく分析する事
個別株やコモディティーなどもあり目移りしてしまうのは確かですが、私の性格的に、かなり合理的なところがあり、悩んだり迷うより、てっとり早くプロがお勧めするものを買ってしまおう!と考えるタイプです。笑
投資は自己責任なので、自分の性格や考え方のクセなどをよく分析したうえで、長期的に積み立てていけるスタイルを決めるのが鉄則だと思いました。
銘柄も決めたし、後はどれだけ余剰資金を投資に回せるか、と言う入金力の問題になると思います。その点は節約と副業などで貯めたお金でがんばってどんどん投資していきたいと思います。